私たちNarratvieが拠点とするこの熊谷エリアは、たくさんの自然に恵まれた場所です。
休日に少し車を走らせれば、山や川で登山をしたり、たくさんの種類の動植物とも出会うことができます。

数年前のお話になりますが、住まい手のご家族やお客様と一緒に、家づくりで用いる木の端材を活用して、鳥の巣箱をつくる木工教室を行いました。

モデルハウスの駐車場を利用して、子ども達と一緒にたくさんの巣箱を作っていきます。

巣箱を森へ

作るだけでも達成感のあるイベントですが、鳥の巣箱はやはり森で取り付けるまでが一つのワークショップです。場所を熊谷の森林エリアに移して、つくった巣箱を樹々に取り付けていきました。

写真の中央部分、すごく高いところに巣箱が取り付けられているのがわかりますか？？

「あんなに高いところまで登ってすごい！」
子ども達も、自分がつくった巣箱が樹々に設置されていく様子にワクワクしているようです。

ワークショップでは、木の巣箱を自分の手で作って、森に取り付けるところまでですが、実際に鳥たちが住んで、新しい雛を育てていく様子を想像したりすると楽しいものですね。
住宅建築時の端材をリサイクルしてできるイベントというのも大切なポイントですが、人の家も、鳥たちの家も、自然などの環境が身近にあり、どんな風に作っていくか、どんな家族が暮らすのかを考えるという面で、とても近いんだなあと感じる機会でもありました。

（記：原口紀一郎）